白い花の描き方

白い花の描き方
白いお花を描くのは難しいですけど
見ていて清楚で心が落ち着きますよね。
感じたように描けたらいいのに。


きょうは白い花の描き方を紹介します。
(やや難しいかもしれませんので、ご興味のある方だけ御覧ください・・)



白い花の描き方 2例


白い花の描き方はおおまかに2通りが考えられます。
花を塗る方法と、花を塗らない方法
どちらも“周囲との差”を強調して“白”を表現します。


●作品例1 花を塗り、背景は塗らない方法

薄墨をところどころに塗って、白を表現してます。
(墨に水を足せば、薄い墨になります。)


●作品例2 背景を塗り、花は塗らない方法

実際は、花も白で塗ってるんですけども・・
便宜上そう区別します。

この描き方の手順を簡単に紹介します↓
(紙はにじみにくい和紙を使用しています)

1:背景を塗る。
あんまりごちゃごちゃ塗るとお花よりも目立つので、
さらっと塗りましょう


2:輪郭を描く。
馬酔木の花を鉛筆で描いています。鉛筆で書く場合は、手順1と2は逆になってもOKです。
墨で描くならば、背景を塗って乾いた後に線描したほうがにじみにくいです。


3:白を塗る。
チューブの白い絵の具が良いです。水は少なめに。
100円均一などで売っているポスターカラーを使うと
下の色が透けにくいです。



4:他の部分を塗って完成。
あまりに白をきっちり塗ってしまうと、
不自然にバタくさい感じになりそうですね・・。
程よい加減を心がけるといいのかな、と思います。

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